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友人からの祝福 [小説]

昨日、翔太と2人で婚約パーティーをしてお祝いをした。
愛にとって、こんなに幸せすぎていいのか…と思うのはつかの間で、
又平凡な生活が始まった。

翔太も、今日の朝実家に帰っていった。
今度は、愛が翔太の家に行き、ご両親に挨拶をする日程を決めるために、
翔太は帰っていった。

翔太が帰ってしまって、1人ポツンとしていると、
玄関のブザーが鳴った。
”ピンポ~~ン”愛が誰だろう~と思いながら鍵穴を除くと優香だった。

「優香~今あけるね。」
愛があわてて、鍵をかけると
「翔太君帰っちゃって寂しいんでしょう…」優香が言うと
「うん…」と愛はうなずいていた。

「翔太君から、弘樹経由で聞いたわよ~」
優香がニコニコとしていた。
「そうなんだぁ~」愛が言う。

「翔太君帰る時に、弘樹に会っていったみたい‥
愛のご両親に挨拶に行って承知してもらった…って
喜んでいたみたいよ…愛~良かったね。」
優香が嬉しそうに笑っていた。
「ありがとう。」
愛もニコニコとしていた。

「6月なんだって…?結婚式…いいなぁ~ジューンブライドね。
愛~幸せになってね~」
優香が嬉しそうにニコニコとした顔をしていた。

愛は、コーヒーをテーブルに置きながら
「うん。ありがとう。」と言って、
照れたように笑っていた。
「愛のウェデングドレス姿‥可愛いんだろうなぁ~」
優香が、想像するように遠くを見つめながら言っていた。
「優香ほどじゃないよ…」と言って笑っていた。

そして、優香に美穂からメールが届いた話になった。
「美穂良かったよね~」愛が言うと
「うんうん。ほんとに良かったよ~」優香が言う
「ねぇ~いっそ愛と美穂、2人で結婚式あげちゃえば?」
優香がニコニコ笑いながら言っていた。

「も~優香ったら…」と言いながら、
それもいいかもね~~と、愛は心の中で思っていた。

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婚約パーティー [小説]

愛は翔太と両親と、一緒に夕飯を済ませて帰ってきた。
お酒を飲んだり、色々な話をしたりして、
楽しい会話をしながらの食事だった。

翔太は、車で来ているので、お酒を飲むことはできなかったが、
父のお酒を注いだり、仕事の話をしていた。
愛は、そんな翔太の気を使いながら、
父と打ち解けている姿を見て嬉しく思っていた。

母と色々な料理を作る手伝いをしながら、
台所へ行ったり、翔太の隣に座りながら、食事をしていた。

そんな時、翔太がニコニコと笑顔で、父と話している姿を見ては
”翔太って本当にしっかりした人なんだなぁ~”と、
愛は、翔太と父の楽しく会話をしている光景を見ながら思っていた。

台所に行くと、母が食後のデザートを用意していた。
「愛~いい人見つけたわね~幸せになりなさいよ~」
と言いながら、母は愛の手をつついていた。

愛は、ニコニコしながらうなずき、
母に、翔太を気に入ってもらったことが、
すごく嬉しくて、心から幸せを感じていた。

暫くして、愛は翔太と帰る支度をし、玄関で靴を履いていると
「翔太君、また来てください。今度は一緒にお酒を飲みましょう。」
父は上機嫌で見送ってくれた。
「はい。ありがとうございます。」
翔太も嬉しそうに笑っていた。

帰りの車の中で、翔太は上機嫌だった。
「翔太~お疲れ様でした。気を使って疲れたでしょう…」愛が呟いた。
「ううん。全然楽しかったよ…さすが愛のご両親だね。いい人達だよ‥」
翔太はニコニコと笑っていた。

「ありがとう。両親も翔太の事、気に入っていたわ。」
愛が翔太を見ながら呟いた。
「あ~~良かった!これで安心したよ…
俺、年下だから反対されるかと思ってたよ…だから嬉しいよ…」
翔太は、運転しながら横目で愛の事を見ながら呟いた。

「お祝いにケーキでも買って帰ろうか…」愛が言うと
「いいね~これから2人だけの婚約パーティーだ~~」
翔太は嬉しそうだった。

そういいながら、愛と翔太は、
見つめあい幸せいっぱいの気分だった。

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心から感謝 [小説]

翌日、愛が目覚めると、隣で翔太が眠っていた。
愛は、翔太と愛し合った余韻が、体中に残っていた。

優しく愛撫してくれた翔太…愛は、幸せな気分で、
隣で眠っている翔太を見つめていた。

”結婚したら、毎日こんな感じで目覚めるのよね…”
愛は、ニコニコと幸せな気分に浸っていた。

そして、中々起きない翔太を、後にして、愛は食事の支度をしていた。
翔太の好きな朝食は、パン食なので、サラダを作ったり、
コーヒーを沸かしていた。
そんな時、愛の携帯が鳴った。

”誰だろう…”と思って、携帯の着信を見てみると、優香からだった。
「愛~おはよう…」優香の元気な声が聞こえてきた。
「あ…優香…美穂からメールが…」愛が言おうとすると
「わかってる~またかけ直すわ…翔太君とごゆっくり~」
そう言い残して、電話は切れてしまった。
「優香ったら…」

先日、美穂から、愛と優香にメールが届いた。
そのことで優香から連絡がきたのだった。

翔太が、愛の家にいるのを知って、
翔太と愛を2人きりにさせてあげよう…と言う、
優香のささやかな気配りだった。

そんな、優香の気配りを、愛は嬉しく思っていた。

暫くして、翔太が起きてきた。
「愛~おはよう…」
翔太が、頭をなでながら、眠そうな目をこすり起きてきた。

「おはよう~まだ寝むそうね。まだ‥寝てていいよ…」
愛が、笑顔で呟いた。
「やだ~愛の側にいたいよ…」
と言いながら、翔太は、愛に抱きついてきた。

「翔太ったら…」
愛は、抱きついてくる翔太を抱きしめていた。
「愛~朝食作ってくれていたんだ…」
愛を抱きしめながら、テーブルの上に並んでいる
御馳走を見ながら呟いた。

「うん。たいしたものじゃないけど…お腹すいたでしょう…」
そう言いながら、愛と翔太はテーブルに座り、食事を始めた。
「愛…おいしいよ~ありがとう。」
翔太は嬉しそうな顔をして食事をしていた。
「良かった…」

愛は、翔太と2人で食事をしながら、新婚気分になっていた。
”結婚したら…毎日こんな感じなのかな…
朝、起きたらいつも翔太がいる…幸せだな…”

そんなことを考えながら、愛は1人ニヤニヤしていると
「何、ニヤニヤしているの?」翔太が呟いた。
「結婚したら、いつもこんな感じなのかな‥って思うと、幸せで…」
愛は胸がつまってしまうと
「愛~俺も幸せだよ…」翔太も呟いていた。

それから、食事をしながら、結婚式場やお互いの両親への
ご挨拶の日取りを話し合っていた。

「愛の両親の挨拶…都合が良いようだったら今日行こうか…」
翔太のいきなりの言葉に、愛はびっくりして、
翔太の顔を見つめていた。

「え…」
「早い方がいいよ…愛‥ご両親に電話して…」
翔太は、電話のある所まで歩きだした。

「そ‥そ‥そんなあわてなくても…」愛は、動揺していた。
「こうゆうことは、思い立った時の方がいいんだよ…」翔太は笑っていた。

そんな翔太の男らしい行動に、愛は心から思っていた。
”神様…翔太に出会わせてくれて本当にありがとう…私幸せです…”
と、心から翔太と出会った事を、神様に感謝するのでした。

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結婚 [小説]

愛がのんびりしていると、
ピンポ~~ン!!とブザーが鳴り、
誰だろう~~と思ってみてみると翔太だった。

「あれ~翔太!」
愛は嬉しそうにドアを開けた。
「愛~近くまで来たから会いに来た」
そう言って翔太は愛を抱きしめていた。

「翔太…お腹すいてない?」愛が聞くと
「うん…すいてる…」
翔太は、久しぶりにやっと
愛と2人になれた喜びでニコニコとしていた。

「何食べようか…」愛が言うと
「愛を食べる…」と言いながら、
翔太は愛を抱きしめていた。
「翔太…」
愛も翔太に抱きついていた。

愛は、翔太の力強い腕の中に顔を埋めながら、
”トクン…トクン”と聞こえてくる翔太の心臓の音を聞きながら、
翔太のぬくもりを感じ、愛は幸せを感じていた。

「愛~6月に結婚式を挙げよう…」
翔太は、愛を抱きしめながら呟いた。
「え…」
愛は、びっくりして翔太の顔を見ていた。

「親父の元気なうちに俺達の結婚式を見せてあげたいんだ…」
翔太は、愛を見つめながら言っていた。
「お父さんのために、私達…結婚式を挙げるの?」愛が言う。
「そうじゃないよ…俺‥早く愛と結婚したいんだ…」
翔太が愛の頭をなでながら言う。

「翔太…」
「俺は、愛といつも一緒にいたい。
もう…離れているのはいやなんだ…寂しいよ…」
そう言って、翔太は愛を力強く、抱きしめていた。

「翔太…私も同じよ…」
愛も翔太に抱きついていた。

“私達の結婚式…”

愛は、翔太との結婚は、
夢を見ているように先の事だと思っていた。

なぜなら、翔太のお父さんの体調が悪くなり倒れてから、
翔太は実家に帰り、お父さんの仕事を手伝っていた。
愛は、そんな忙しい翔太の事を、落ち着くまで何も言わず、
見守っていようと心に決めていた。

翔太が忙しくなって、あまり会えなくて寂しい日が続いても、
愛は一言も”結婚”と言う言葉を言わずに、
翔太の仕事が忙しかったり、
落ち込んでいる彼をいつも支えていた。

そんな中の、翔太の口から言われた言葉

”6月に結婚式を挙げよう…”
愛の心の中は幸せでいっぱいになっていた。

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