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婚約パーティー [小説]

愛は翔太と両親と、一緒に夕飯を済ませて帰ってきた。
お酒を飲んだり、色々な話をしたりして、
楽しい会話をしながらの食事だった。

翔太は、車で来ているので、お酒を飲むことはできなかったが、
父のお酒を注いだり、仕事の話をしていた。
愛は、そんな翔太の気を使いながら、
父と打ち解けている姿を見て嬉しく思っていた。

母と色々な料理を作る手伝いをしながら、
台所へ行ったり、翔太の隣に座りながら、食事をしていた。

そんな時、翔太がニコニコと笑顔で、父と話している姿を見ては
”翔太って本当にしっかりした人なんだなぁ~”と、
愛は、翔太と父の楽しく会話をしている光景を見ながら思っていた。

台所に行くと、母が食後のデザートを用意していた。
「愛~いい人見つけたわね~幸せになりなさいよ~」
と言いながら、母は愛の手をつついていた。

愛は、ニコニコしながらうなずき、
母に、翔太を気に入ってもらったことが、
すごく嬉しくて、心から幸せを感じていた。

暫くして、愛は翔太と帰る支度をし、玄関で靴を履いていると
「翔太君、また来てください。今度は一緒にお酒を飲みましょう。」
父は上機嫌で見送ってくれた。
「はい。ありがとうございます。」
翔太も嬉しそうに笑っていた。

帰りの車の中で、翔太は上機嫌だった。
「翔太~お疲れ様でした。気を使って疲れたでしょう…」愛が呟いた。
「ううん。全然楽しかったよ…さすが愛のご両親だね。いい人達だよ‥」
翔太はニコニコと笑っていた。

「ありがとう。両親も翔太の事、気に入っていたわ。」
愛が翔太を見ながら呟いた。
「あ~~良かった!これで安心したよ…
俺、年下だから反対されるかと思ってたよ…だから嬉しいよ…」
翔太は、運転しながら横目で愛の事を見ながら呟いた。

「お祝いにケーキでも買って帰ろうか…」愛が言うと
「いいね~これから2人だけの婚約パーティーだ~~」
翔太は嬉しそうだった。

そういいながら、愛と翔太は、
見つめあい幸せいっぱいの気分だった。

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