思い出をプレゼント

先日3人で会った時、
優香の独身最後の思い出を作るために
温泉旅行の計画を立てていた。

近場の伊豆の温泉で、
結婚を目前に控えている優香のために
エステのあるプランにした。

エステをして、心も体も綺麗になって嫁いでほしい…と言う、
愛と美穂の心からのプレゼントだった。

3人の休日を利用して、美穂の車で伊豆に向かった。
車を走らせながら、所々で観光をしたり、
おいしいものを食べたり…
それはもう3人は楽しくて仕方なかった。

車に乗りながら、色々な事を話したり、
食べたり、飲んだり…3人とも疲れることなく楽しんでいた。

「愛～翔太君とうまくいってるの？」優香が聞く。
「彼は、お父さんの体調が悪くて実家に帰っていて、
なかなか会えないわ…」愛が呟くと、
「そうだったんだぁ～それは寂しいね。」
優香が呟いていた。

「でも…会えなくても翔太君は
愛の事ゾッコンだから大丈夫よ…」
と美穂が呟いていた。
「美穂はどうなのよ…」
優香がにこにこしながら聞くと

「相変わらず遠距離恋愛よ…
最近あまり連絡もとってないしね～」
と美穂が言っていた。
「仕事が忙しいんだよ～」愛が呟くと
「そうだね～」
と優香も笑いながら呟いていた。

3人で話していると、
いつの間にかホテルに到着していた。

ホテルの方に案内された部屋は、窓からは、
とても緑が多く綺麗な景色が見え、広々とした広さで
リラックスできることに3人とも喜びを感じていた。

「わぁ～きれい…」
優香が大きな声をだして興奮状態だった。
「ほんと…景色も綺麗よ～」
美穂も同じように大きな声で叫んでいた。

部屋から見える緑の景色は、心が癒され、
その景色を見ていると落ち着いてくるのを感じていた。

「お部屋も広々として落ち着くね～」
愛も喜んでいた。
「気に入っちゃった…いい思い出になるわ‥ありがとう。」
優香が喜んでいた。
「私も気に入った…」
美穂が呟くと、愛もニコニコしながらうなずいていた。

その後、3人は温泉に入ったり、エステをしたり、
心も体も癒されながら、お部屋に並べられたお料理をおいしく食べながら、
飲んだり、話したり、楽しい時間を過ごすのだった。