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初詣に出かけて [小説]

愛は、優香や美穂と新年を迎えていた。
大晦日から、親友の美穂や優香と愛の部屋に集まって、
飲んだり、食べたり、3人揃えば話の尽きない楽しい時間になる。

今日は、元旦だった。
”パッピーニューイヤー”と翔太からメールが届いた。
スキー場の楽しそうな写真を添付してメールを送ってきた。

「翔太…楽しそう~笑」
美穂や優香にも翔太の写真を見せた。
「わぁ~やっぱり‥翔太君カッコイイね~」
美穂がいう。
「うんうん。確かにかっこいい!!」
優香も呟いていた。

その写真に写っている翔太は、.
白いスキーウェアを着てりりしい顔で映っていた。

「翔太…楽しそうでよかった。」
「翔太君、何人でスキー場にいってるの?」美穂が聞く。
「5、6人って聞いてるけど‥どんな人がいるの知らないなぁ~」
「女の人はいないの?」優香が聞く。

「さぁ~詳しいことは聞いてないよ…どうして?」
「まぁ~女の人がいても、翔太君は、
愛にぞっこんだもんね。笑」美穂が言う。

「私は、翔太を信じてるもん。笑」
「うんうん。そうだよね。」優香が言う。

「今日はお天気いいよ~
これからみんなで初詣にでも行こうか…」美穂が言う。
「いいね~いこいこ…」優香が言う。

「ねぇねぇ~今年の3人の幸せを祈って、
七福神でもしようか…」愛が言う。
「賛成!!」
美穂と優香が声をそろえて言うのだった。

それから3人は、
出かける支度をして初詣に出かけた。
3人で、初詣に選んだ所は鎌倉だった。

鎌倉についてみると、やはり、今日は元旦ということもあって、
カップルや家族づれの方達が沢山いてとても混んでいた。

3人は、地図を見ながら鎌倉七福神めぐりをし、
心から幸せを祈りながら楽しんでいた。

優香が地図を見ながら、場所を探していた。
「混んでいるけど、
私達にとって良い思い出になるね~笑」愛が言う。
「うん。私もそう思う…来て良かった…」美穂が言う。

「私も来て良かった~」優香も呟いていた。
「地図を見ながら、先に立って誘導してくれるのって、
いつも優香だったよね~」美穂が言う。

「うん。そうだよね~
前も3人で旅行に行った時もそうだったよね~」愛が言う。
「私、なんか地図を見ながら、
知らない所に行くのって好きなんだよね。」優香が言う。

「私は、方向音痴だから無理だ~笑」愛が言う。
「私も~」美穂が言う。
「優香に感謝!!いつもありがとう~!!」
愛と美穂が声をそろえて言った。

そんな2人を見ながら、優香が笑っていた。

「ねぇ~優香…結婚しても、
たまには会おうね~」美穂が言う。
「私も…会いたい!!
優香の旦那様に頼んでおかなくちゃね。」愛が言う。

「大丈夫だよ~私だって、美穂や愛に会いたいもん。
結婚したって、私は私だよ~」優香が言う。
「私もそう思う!!」愛が言う。
美穂もうなずいていた。

確かに、結婚してしまうと、独身の時と比べて、
時間が合わない時もあるかもしれないけど、
優香のいった”結婚したって、私は私だよ~”という言葉に、
愛は共感していた。

いつか、私も結婚する時がくる…
でも、結婚しても、
自分の時間は大事にしたいなぁ~と思うのだった。

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