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愛を誓って [小説]

翔太からの愛へのクリスマスのプレゼントは指輪だった。
2人でデパートへ買いに行き、
デパートの中は、カップルや家族ずれが多かった。

カップル達は2人で顔を見合わせたり、
手をつないで歩いていたり、
又、家族づれは微笑ましくとても幸せそうに見えた。

翔太と愛はあるジュエリーのお店に入った。
「いらっしゃいませ~」
にこにこと微笑みながら店員が近寄ってきた。
「プレゼントですか…」
店員が話しかけてきた。
「はい…」翔太が答えていた。

「愛~どうゆうのがいい?」
ショーケースに入っているたくさんの指輪を見ながら、
愛は幸せを感じていた。

「気に入ったのがあればお出ししますから…言ってくださいね。」
にこにことしながら、店員の方が言ってくれた。

「リングを買おうと思っているんです。」と翔太が呟いた。
「そうですか~こんなのはいかかがですか…」
と言って、手に取って見せてくれたリングは
とても可愛らしいものだった。

その指輪のデザインは、クロスされていて、
ダイヤモンドが、ハートになっていてとても可愛らしかった。

愛も気に入ったようで、愛の指にはめてみる…
その指輪は、愛の細い左手の薬指にピッタリとはまり、
ハートのダイヤモンドがキラキラと輝いていた。

「愛~とっても可愛いよ…これにしよう。」
「うん。すごくきれい…」

「可愛らしいですね。これは、女性の方に人気があるんですよ…」
店員の人もニコニコと笑って、愛の左手の薬指を見ていた。
「これをください…」
プレゼント用にしてもらい、その指輪を購入した。

その後、映画を観たり、
ショピングをしながら、暫くして帰ってきた。

家について、さっき買った指輪を
愛の左手の薬指にはめながら、
翔太が改めて愛に伝えた。

「愛…僕と結婚してください!」

その翔太の言葉は、とても頼もしくて男らしかった。

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