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恋の予感 [小説]

翌日、愛はいつものように会社に出社した。
昨日、愛に携帯番号やメールアドレスを教えてくれた明るくて会話も楽しく、
爽やかな好青年だった彼の事が頭の中に蘇ってくる。
愛は、もう一度彼に会いたい…と思っていた。

“でも‥彼は私より年下だし……”と、年齢差の事を気にしながら
“彼に連絡をしてもいいのかしら…”と思い悩んでいた。

愛は、彼から貰った名刺を見ながら、昨日の事を思い出していた。
彼と楽しく会話をした事や、最後に私をドライブに誘ってくれたこと…
出来る事なら、彼と一緒にドライブに行きたい…彼の事をもっと知りたい……

私が知っている事は、彼の名前は翔太、大学生で22歳。長身でイケメンのカッコイイ彼。笑顔が爽やかで、話し方がとても優しく落ち着いた感じの彼に愛は好意を持ち始めていた。
彼に彼女がいるかもしれない…

でも…彼女がいるなら、私に携帯番号やメールのアドレスは教えないよね?
ドライブなんて誘わないよね…
色々な事が頭に浮かんでは消えていく…

彼にもらった名刺の携帯番号を見ては、彼に連絡をしたくなる…
彼は、今何をしているんだろう…

愛は、彼の学生と言う自由な生活にジェラシーを感じていた…
彼はカッコいいもん…きっともてるんだろうなぁ~

私は、彼に恋をしてしまったのかしら…
私は、OLで27歳、彼は学生22歳。

彼はまだ若いもん。これから、たくさん出会いがあるよね。

”私なんて彼につりあわない…忘れなくちゃ…”

愛は、自分の中で何回も言い聞かせながら諦めようと
自分に言い聞かせるのだった。

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